売買単位というのは、取引所で有価証券を売買するときの取引の最低単位のことをいいます。 なお、実際の売買は、売買単位の整数倍の数量で行われます。
国内株式の場合は、2001年10月の商法改正に伴う単元株制度導入以降は、上場会社が規定した1単元の株式数になっています。 ちなみに、証券取引所では投資金額を引き下げ、個人株主を増やす狙いから、株式売買単位の引き下げを上場企業に奨励してきました。 1999年の印紙税の特例措置導入をきっかけに、くくり直しにより売買単位を引き下げる企業が増加しましたが、単元株制度の導入によって、企業は最低売買単位となる1単元の株数を自由に設定できるようになったことから、投資単位を引き下げる企業はさらに増加しています。
売買単価というのは、日々の株式売買において、1株当たりの平均売買値段がどの程度になっているのかを示します。 具体的には、売買単価は、売買代金を売買高で割って求めます。
売買単価は、値がさ株の商いが活発であると高くなり、反対に、低位の大型株に人気が集まっているときには低くなります。
売買単価は、6日移動平均などの形で相場分析指標に用いるケースが多いです。
□手口 □投資信託の収益分配方法