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売買代金について

売買代金とはどのようなものですか?

取引所での株式の商いの量というのは、株数と金額(債券の場合は金額)で示され、毎日公表されています。

通常、売買代金とは、このうちの金額で示したもの、すなわち約定代金のことをいっています。

売買代金と相場の強弱について

これら商いの量を示す指標というのは、相場の力が強いかどうかを判断する要素として投資家の間で重要視されています。

売買代金が増加して上げているような場合は、相場の力が強いと判断されますが、これは、市場にそれだけ新たな資金が入っていると見ることができるからです。

また、売買代金を売買高で割ると1株当たり売買代金が得られますが、これも、例えば、高水準であれば値がさ株中心の相場であるといったように、相場の性格を読むうえで利用されます。

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売買単位とはどのようなものですか?

売買単位というのは、取引所で有価証券を売買するときの取引の最低単位のことをいいます。

なお、実際の売買は、売買単位の整数倍の数量で行われます。

国内株式の売買単位は?

国内株式の場合は、2001年10月の商法改正に伴う単元株制度導入以降は、上場会社が規定した1単元の株式数になっています。

ちなみに、証券取引所では投資金額を引き下げ、個人株主を増やす狙いから、株式売買単位の引き下げを上場企業に奨励してきました。

1999年の印紙税の特例措置導入をきっかけに、くくり直しにより売買単位を引き下げる企業が増加しましたが、単元株制度の導入によって、企業は最低売買単位となる1単元の株数を自由に設定できるようになったことから、投資単位を引き下げる企業はさらに増加しています。


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