配当割当モデルとはどのようなものですか?
配当割当モデルは、英語表記の頭文字をとってDDM(dividend discount model)と呼ぶ場合もありますが、これは、理論株価を算出するための代表的なモデルです。
具体的には、株式の投資価値は将来にわたって得られる投資収益を現在の価値に引き直したものになる、という考え方に基づいて、投資収益を1株配当、現在の価値に引き直すための「割引率」を利子率(そのときの市中金利)にリスクプレミアムを上乗せしたものとして理論株価を算出します。
配当割当モデルの割引率とは?
割引率は、投資家がその株式に投資することによりどの程度の投資収益を期待しているかという、期待投資収益率に当たります。
また、リスクプレミアムは、株式という値下がりの危険のある資産に対して、投資家が追加的に期待する収益率ということになります。
|