デット型による証券は、不動産ローン証券とも呼ばれますので、「不動産の証券化」といった場合には、エクイティ型のみを指す場合もあります。 また、デット型については、日本では抵当証券や住宅ローン債権信託、住宅抵当証書といった手法で実用化されています。
米国では、不動産担保ローンはモーゲージと呼ばれていて、モーゲージ自体が流通しています。 特に住宅モーゲージについては、複数のモーゲージをまとめてモーゲージ・プールを作ったうえで、政府保証を得て転売する仕組みがあります。 また、モーゲージ買い入れを行う政府機関も存在し、モーゲージ・プールのキャッシュフローを背景としたパス・スルー証券やモーゲージ担保証券が格付けで発行されていて、巨大な2次流通市場が形成されています。
エクイティ型については、信託や特別目的会社などを媒介※として、不動産の所有権を証券化します。 ※導管体=コンデュイットと呼ばれます。
日本では、信託による方式と組合契約による方式が実現しています。
米国では、次のようなものが実用化されています。 ■導管体としての信託 ■特別目的会社 ■パートナーシップ ■不動産投資信託
□短資会社
□トレンドとトレールストップ □ボラティリティ、約定、リクイディティ □米ドル/円を動かす要因 □OCO注文