日本でも取引所外取引が認められるようになり、機関投資家や証券会社の間で最良執行に対する意識が高まっています。
差金決済というのは、先物・オプション取引などで使用されているもので、有価証券などの原商品を受け渡すのではなく、反対売買によって生じた差額分の金銭だけで決済する仕組みのことをいいます。 例えば、株価指数先物を100万円分売っていた場合に、決済期限に90万円で買い戻せば差額の10万円分だけを受け取ることができます。
三角合併というのは、会社を合併する際、消滅会社の株主への対価として、存続会社の株式ではなく、親会社の株式を交付する合併のことをいいます。具体的に、国境を越えた買収で想定される事態では、次のような手続きになります。 ■外国企業A社が国内B社を買収する際に、まず国内に子会社a社を設立します。 ↓ ■その後にa社を存続会社、B社を消滅会社として合併させます。 ↓ ■これに伴いB社の既存株主に支払うことになる合併対価を、a社株ではなく親会社のA社株とします。 ちなみに、A社とB社が直接、合併するのではなく、a社を加えることによって、三社がかかわる仕組みになることから「三角」合併と呼ばれます。
□純投資 □新値足、新安値