裁定取引とはどのようなものですか?
裁定取引というのは、似たような性格を持った2つの金融商品の間に価格差がある場合に、割高なほうを売る一方、割安なほうを買って利益を出す取引のことをいいます。
この裁定取引を行うことで、理論上はリスクがなく、安定して収益を上げることができます。理論価格に近づき価格差がなくなった段階で、反対売買して利益を確定します。
具体的な裁定取引とは?
現在市場で最も取引されているのが、株価指数などの先物と現物の価格差を利用した取引です。
それ以外にも、限月の違う先物の価格差を狙った限月間スプレッド取引や、同じ先物でも違う市場で上場された先物の価格差を狙った市場間スプレッド取引などがあります。 |