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コーポレートガバナンスについて

コーポレートガバナンスとはどのようなものですか?

コーポレートガバナンスは、「企業統治」と訳しますが、もともとの意味は、「企業における意思決定の仕組み」とか「会社経営をチェックする仕組み」というものです。

しかしながら、最近では、株主や従業員、取引先、地域社会、政府など、様々な利害関係者(ステークホルダー)との関係における企業経営の基本的な枠組みのあり方と幅広く捉えることが多いです。

なお、日本においても、総会屋への利益供与や既存株主を軽視したエクイティファイナンス、バブル崩壊後の経営不振などを受けて、コーポレートガバナンスのあり方が積極的に議論されるようになりました。

関連トピック
どのような措置が講じられていますか?

コーポレートガバナンスというのは、ディスクロージャーを通じて経営者が株主をはじめとするステークホルダーに対してアカウンタビリティ(説明責任)を果たすのが基本です。

一方、1993年10月施行の改正商法で監査役制度を強化したり、手数料引き下げで株主代表訴訟を起こしやすくするなどと経営のチェック機能を強化する措置も次々と実施されています。

企業統治がうまく機能していない中で、それを補う意味で内部統制の強化が進んでいるといえます。


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