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ナンピンについて

ナンピンとはどのようなものですか?

ナンピンというのは、難平をカナ書きにしたものですが、難は損のことで、損を平均するのがナンピンです。

ナンピンをかけるとはどのような意味ですか?

ナンピンをかけるとは、例えば、手持ちの株が買った値段よりも値下がりしたときに、そこでその銘柄を買い増して買い値の平均を下げたり、あるいは信用取引を利用して売った後思惑に反して値上がりしたときに、売り乗せて売値の平均を上げることをいいます。

また、「ナンピン買い下がり」とは、値下がりするつど買っていくことをいい、「ナンピン売り上がり」とは、値上がりするつど信用売りしていくことをいいます。

なお、買い下がっておくと数日後値上がりしたときに有利であり、反対に、売り上がりは値下がりしたときに有利になりますが、相場が転換するまで資力が続かないと失敗します。

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日銀の銀行保有株買い取りとはどのようなものですか?

かつて日本の銀行は大量の株式を保有していました。

こうした状況は、1990年代に入ってからの株価急落で、保有株の含み損が自己資本を毀損し、結果的に銀行経営の安定性を損ねてきたといえます。

そこで、日本銀行はこのような状態が金融システム不安を高めると判断し、銀行経営と株式の価格変動リスクを遮断しました。

そして、2002年9月18日の政策委員会で、銀行が保有する株式を直接買い取る政策を打ち出したのです。


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