ナスダック指数(NASDAQ)というのは、ナスダック(NASDAQ)に上場する銘柄で構成する株価指数のことをいいます。 このナスダック指数は、比較的ハイテク株の影響を受けやすいです。
ナスダックというのは、全米証券業協会(NASD)が運営する店頭市場です。 このナスダックの公開基準は、ニューヨーク証券取引所などと比較すると緩いことから、主として新興の企業が株式を公開しています。
全米証券業協会(NASD)は、日本にも同様の市場を創設することを計画し、2000年5月に市場を開設しました。これがナスダック・ジャパンです。 この市場創設に際しては、大阪証券取引所と全面提携し、上場や売買審査などの市場運営を委託しました。 ただし、この市場は当初想定していたものと比べて、新規上場企業が集まらなかったうえ、東証マザーズ市場との競合もあって、2002年12月に大証との提携を解消し、ナスダック・ジャパンの名称は消滅しました。 なお、大証は、ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」として市場を引き継ぎ、上場していた企業の株式は同市場で売買されています。
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