金融の法律情報館�U



MSCBについて

MSCBとはどのようなものですか?

MSCB(moving strike convertible bond)というのは、転換価格を修正できる条項が付いた新株予約権付社債のことをいいます。

一般的には、株式への転換がしやすくなるよう、時価よりも下回る価格に下方修正できる仕組みを持つケースが多いようです。

MSCBの利益の上げ方は?

MSCBは、第三者割当方式で投資家などが購入し、時価よりも低い価格で株式に転換し、売却することによって利益を上げます。

なお、購入した投資家が同時に空売りをして株価急落を招くケースが多いという指摘もあります。

▼関連トピック
MSCB発行額について

証券会社などに割り当てたMSCB発行額は、2003年度下記からの合計でおよそ2兆5千億円に達すると見られ、ファンドなどの買い受け分を含めるとさらに増えます。

なお、最近では社債の付かないワラント(新株予約権)である「MSワラント」の発行も多いです。

MSCBの新ルールについて

2007年2月に、日本証券業協会では、MSCBを買い受けた証券会社が1か月で転換できる規模を、原則「払込時点の発行済み株式の10%まで」という新ルールを打ち出しています。

これは、一株価値が希薄化することがわかっていながら、MSCBを発行しようとする公開企業や、それをビジネスとしてもちかける証券会社が後を絶たないためです。

ただし、証券会社が6か月以上保有した場合などはこの規制の対象外となります。

また、証券会社以外の投資家がMSCBを大量に取得した場合にも、直接適用されるわけではありません。


□EDINETとは?
□J−NETとは?
□MSCB発行額と新ルール
□QFLL・Q−Boardとは?
□SECの役割・構成
□EVAとは?
□MSCBとは?
□PBRとは?
□SECとは?
□日本版SECとは?

□IPO
□ToSTNeT(トストネット)

□Qレシオ

□FXという投資手段
□コマーシャルペーパー(CP)・先物取引
□口先介入・コンプライアンス
□バブル経済は資産価格上昇
□FOMCは連邦公開市場委員会
□公定歩合は中央銀行の金利
□デフレーションとFX
□カバー取引・カバー先金融機関
□M&A(企業の合併・買収)・金融庁
□証券化・SPC
□MXNはメキシコペソ
□景気動向指数
□質への逃避とシンプルなものへの逃避

Copyright (C) 2013 金融の法律情報館�U All Rights Reserved