J−NETとはどのようなものですか?
J−NETというのは、大阪証券取引所が1999年1月25日からスタートさせた株式の電子取引システムのことをいいます。
このJ−NETでは、クロス取引やバスケット取引などの大口取引を取り扱いますが、大証では、従来の市場とは全く別の市場と位置づけています。
J−NETでは相対の売買が可能
J−NETでは、証券会社のみならず、投資家の端末もこのシステムと直接結ばれていているので、自ら価格や数量などの条件を、他の市場関係者と相対で交渉して売買を成立させることができます。
なお、この場合には、売買の仲介業者である証券会社はあらかじめ電子取引に関する契約を投資家との間で結ぶものの、実際の取引に際しては発注内容のチェックなどの面で関与するだけとなります。 |