ユーロ円債の最近の動向は?
ユーロ円債の最近の動向ですが、居住者ユーロ円債は、国内市場の整備が進んできたこと等から、日本企業はユーロ円債から国内債へシフトしています。
これにより、1994年以降は、やや伸び悩み傾向にあります。
一方、非居住者ユーロ円債は、1993年7月に適債基準が廃止され、また、1994年には還流制限(国内居住者の保有制限)がソブリンもの(国際機関、外国政府等)について廃止されたので、一挙に市場規模が拡大しました。
なお、1995年8月にはソブリンもの以外の還流制限についても廃止されています。 |