ユーロ円貸付というのは、日本国外所在の金融機関※が、日本居住者あるいは非居住者に対して行う円建て貸付のことをいいます。 このユーロ円貸付は、1989年6月に中長期ユーロ円インパクトローンの事前届出制が廃止されたことで、外為法上、完全に自由化されることになりました。 ※日本の為銀の海外支店または外国銀行です。
ユーロ円預金のほとんどは、決済には不適な定期性預金の形をとっていて、その最終的な資金決済は、日本国内における銀行間決済によって行われています。
ユーロ円債というのは、日本国外の市場で、日本居住者、非居住者が発行する円建て債券のことをいいます。 このユーロ円債は、1984年5月の日米円・ドル委員会での合意を契機として、ユーロ円債発行規制ルールの弾力化※が進んだことを受けて、年々市場が拡大してきました。 最近のユーロ円債は、居住者ユーロ円債は1994年以降やや伸び悩み傾向にあり、非居住者ユーロ円債は市場規模が拡大しているといえます。 ※適債基準の緩和、外国業者への引受業務開放などです。
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