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国債振替決済制度の仕組みは?

国債振替決済制度の仕組みは?

国債振替決済制度というのは、1980年に発足した制度ですが、金融機関・証券会社等の参加者が国債を日銀に寄託し、参加者間の国債取引の受け渡しを、日銀と参加者が管理する帳簿上の口座振替によって行う仕組みになっています。

DVPシステム

近年では、日銀に決済口座を持つ参加者については、国債と資金の受け渡しを同時に帳簿上で行うことにより決済リスクを低減する、DVPシステムが稼動しています。

また、社債についても、取引参加者が共同で社債管理機構を設けて、その帳簿上で受け渡しを行う仕組みが予定されています。

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不良債権とは?

不良債権というのは、貸出または売掛金等の債権について、元利金が正常に回収できなくなったもののことをいいます。

不良債権の分類は?

この不良債権は、次の3つに分類されます。

延滞債権
⇒ 利息が6か月以上延滞した債権で、未収利息を不計上とするものです。
⇒ 米国では、3か月以上延滞したものを指します。

金利減免債権・金利棚上げ債権
⇒ 金利減免・満期期限の延長・債権額の減額などの措置を講じたものです。
⇒ リストラクチャ債権(リストラ債権)とも呼ばれます。

経営破綻先債権
⇒ 会社更生法または商法の規定による会社の整理手続きなどが開始された債務者に対する債権額です。


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