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振替決済制度とは?

振替決済制度とは?

振替決済制度というのは、有価証券の売買取引や担保取引を、一定の期間に設けた帳簿上の口座振替だけで行う制度のことです。

日本の振替決済制度は?

日本には、次の2つの制度があります。

株券振替決済制度
⇒ 1971年に発足

国債振替決済制度
⇒ 1980年に発足

関連トピック
国債振替決済制度の仕組みは?

国債振替決済制度というのは、1980年に発足した制度ですが、金融機関・証券会社等の参加者が国債を日銀に寄託し、参加者間の国債取引の受け渡しを、日銀と参加者が管理する帳簿上の口座振替によって行う仕組みになっています。

DVPシステム

近年では、日銀に決済口座を持つ参加者については、国債と資金の受け渡しを同時に帳簿上で行うことにより決済リスクを低減する、DVPシステムが稼動しています。

また、社債についても、取引参加者が共同で社債管理機構を設けて、その帳簿上で受け渡しを行う仕組みが予定されています。


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