ノンバンク・バンクというのは、米国で「銀行とは要求払預金業務および商業貸付業務を行う機関」という銀行持株会社法上の定義を逆用して、そのどちらか一方の業務を放棄することで、各種規制の適用を回避しつつ、実質的に銀行業務を営むことを狙って設立された金融機関のことをいいます。

ノンバンク・バンクには、次の2種類があります。

■コマーシャル・バンク方式
⇒　要求払預金業務を放棄する方式です。

■コンシューマー・バンク方式
⇒　商業貸付業務を放棄して、預金業務と消費者ローンに注力する方式です。

日本で用いられる「ノンバンク」というのは、和製英語です。

具体的には、預金等を受け入れないで与信業務を営む会社を指し、次のような業務を行っています。

■消費者ローン
■リース
■住宅金融
■ファクタリング...など

ちなみに、法的には、このうち独自の業法を持つ保険会社や投資信託を除くと、貸金業法の対象になります。

□セリング業務

□為替レートと物価の関係
□スプレッド
□外貨定期預金のデメリット
□逆指値注文（ストップ注文）