日本のネット決済は?
日本では、内国為替業務を通じて、金融機関間に生じた債権・債務を全銀システムにおいて集中計算したうえ、日本銀行当座預金口座を通じてネット決済が行われています。
即時グロス決済(RTGS)への移行
近年、金融取引量の増大や、国内金融機関の破綻の発生などから、決済リスク対策を強化する必要性が高まってきました。
こうしたことを背景に、日本銀行では、日銀当座勘定の決済についてネット決済を廃止し、個々の支払ごとに決済を実行するいわゆるグロス決済(RTGS)に完全移行することが検討されています。 |