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解散価値について

解散価値とはどのようなものですか?

解散価値とは、会社が解散するとき、株式に優先する債務を返済して残った資産、すなわち残余財産の額ということになります。

実際の解散価値について

貸借対照表上の資産、負債は時価に比べて過小あるいは過大に表示されているのが普通ですから、実際に解散価値がどの程度かというのはつかみにくいといえます。

ただ1株当たりの純資産額を基準にして株式投資を行うのは、解散価値を買うことにもなりますので、インフレ期の物的証券買いなどに見られます。

しかしながら、実際に会社が解散するような場合は、業績が不振で、負債が資産を上回るという状態と考えられますから、解散価値は必ずしも現実的な尺度とはいえません。

関連トピック
追い証とはどのようなものですか?

追い証というのは、マージンコールのことで、具体的には、委託保証金維持率※が20%以上の水準を下回った場合に、この水準を維持できるように追加しなければならない保証金のことをいいます。

また、追い証は、追加保証金(追加担保)の差し入れ義務ともいいます。

なお、差し入れの期限は、下回った日の翌々日の午前中です。

委託保証金維持率とは?

信用取引に際して、投資家が証券会社に差し入れた委託保証金から、その後の株価変動で発生した計算上の損失を差し引いた金額が、売買代金の一定以上を維持しなければならない比率のことをいいます。


追い証とは?
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