預貸金利ざやとは?
預貸金利ざやというのは、貸出金利回りと預金コスト(預金利息+経費率)の差のことをいいます。
単に利ざやという場合には、この預貸金利ざやのことを指すことが多いです。
これは、かつては貸出が資産の大半を占め、預金が資金調達のほとんどを占めており、この利ざやさえみれば、銀行の収益動向の大筋が理解できたからです。
総資金利ざやの重要性
近年、証券保有が増加し調達も多様化しているので、銀行収益を総合的に把握できる総資金利ざやが重視されています。
単純なだけに、銀行の経営体質等を簡便にとらえるには便利な指標といえます。 |